他者への共感

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人を理解するのに、人と分かり合うのに必要なことはいくつかあるけど、その中で自分が特に大事にしてるのは、タイトルの通り。

他者への共感

です。

アニメキャラの話を使うのであれば、例えばガンダムSEED DESTINYの主人公シン・アスカは戦争に苦しむ人たちに対しては、その苦しさを自分の体験と重ねて感じようとし、そして力を持つ自分に出来うることをする。そして、結果としてその人たちの心を掴んだり、幸せにしたりする。自分が彼が好きなのはそういう所が非常に強いからでもある。

ヒーローというものは、そういう力を持たない人たち、力に抑圧される人たちの苦しみを感じて、自身の力をそういう人たちから悲しみや苦しみをなくすため、笑顔を取り戻すために戦う存在だって思っている。だから、まず戦う理由が、そういう悲しみを背負う人たちに共感したからなのだ。

人の気持ちは確かに完全には分からない。だけど、辛いとか、悲しいとか、嬉しいとか、楽しいとか、そういう気持ちは、感じることは一緒なのだ。
そして、自分がまず動くのは、普段とは違う何かを感じるからだ。たとえば、何かがあって楽しいから、楽しくなれると思うから、行動に起こす。辛いから、悲しいから、それから脱出するために前に進む、といった具合に。

他人のために行動ができるのも、同じだ。誰かが楽しそうにしていると、「あの人見ていて楽しそう。自分も楽しくなりたいな」と、楽しいと思っていると感じて、その人のもとに人が集まっていく。これは結構多くができることで、逆に辛かったり悲しかったりしたら、「この人は事情は詳しくわからないけど今辛そうにしてる。だったら、それを和らげるために何かしてあげたい。同じ立場だったら、きっと自分もつらいだろうから」と感じるから、誰かのために手を差し伸べることができる。

誰かを理解するのは非常に難しい。人の腹の中までは簡単には分からないから。だけど、分かろうとすることはできる。その第一歩が、「他者への共感」なのだ。自分の気持ちを分かろうとしている、一緒に辛がってくれる、一緒に悲しんでくれる。そう思うと、少しは心が開かれる、ていうか自分は大体そんな感じ。

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そしてそれはこの少女も同じ。これは、夏休みアイプロ最後の日に、「もうちょっとここにいたい」と後ろ髪惹かれることを呟いた美羽に対するパーフェクトの切り返し。おそらくは、「自分も残念だな」ということをPは言ったのだと思う。美羽はこの夏休みの田舎で初めての浴衣の撮影、仲間と川で水遊びすること、Pと星空を眺めながら夜の散歩道を歩くことを心から楽しんでいた。だからこそ、それが終わることに対して残念がっていたが、そこでPも同じだとわかったら、つまり、Pが美羽に共感の意思を示したら、その共感が嬉しいと感じている。美羽もまた、共感することを大事にしているアイドルなのだ。

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その1年前のハワイでの仕事でも、現地の観客がノッてないことを確認すると、もう一度掛け声をあげている。自分一人で楽しんではいけない、ちゃんと見てくれる人がしっかりついてきてることを確認してから始める彼女の、観客と気持ちを合わせることを大切にしている姿勢が見える。

アイドルは、基本的にファンの先頭に立って走っていくイメージだが、その速度があまりに早いとファンは置いて行かれてしまう。だからこそ、美羽は置いていかないように、しっかりファンの反応を確認しているのだ。ファンあってのアイドル、アイドルあってのファン、それをよく理解している。

アイドルの場合、ファンという不特定多数への共感が必要というかなりハードルが高いのだが、それでもそれを諦めず、一つ一つ真剣に向き合う矢口美羽に、他者への共感を重んじる自分が惹かれたのはある意味必然だったのかもしれない。
そして逆に、自分もまた美羽の気持ちに対して共感をしてあげたいと思っている。

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彼女のこの決意に応えられるように、彼女が悩んでいたら、自分も一緒に悩めるような、そんな関係でいたい。
これも、「悩めるお年頃」で見てほしいが、彼女は悩むことについて、非常に前向きにとらえている。親愛度を上げるとそれが見られるので、興味のある方はぜひとも見てほしいです。

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